白い糸を吐く虫、蚕。かつては「おこさま」と呼ばれ大切にされ、日本の至るところで養蚕が行われ、絹糸は人々の生活を支えていました。
くにたち農園の会では、2020年春よりおうちでプチ養蚕を楽しみ、蚕とともにあった暮らしに思いを馳せる「お蚕フレンズプロジェクト」を始動。春に募集した「お蚕フレンズ」パート1、パート2では約40組の方が、お蚕さまとの暮らしを楽しみました。
そして今回、今年最後の「お蚕フレンズ」を募集いたします。養蚕ができる季節は、桑が生えている5月〜10月。春に育てる蚕を「春蚕」(はるご)、秋に育てる蚕を「秋蚕」(あきご)といいます。
ご自宅で蚕の飼育をして、SNSグループでの情報共有やオンラインイベントを通して、お蚕ライフを楽しみませんか。
※こんなご時世ですので、集まって行うイベントは近日中にはありません。今後の情勢を見て、繭を使ったワークショップや勉強会を行う予定です。
蚕種(蚕の卵)を長野の蚕種会社よりご自宅へ直送、もしくは「つちのこや」(国立市谷保5119)「くにたち はたけんぼ」(国立市谷保661)でお渡しいたします。
フェイスブックの「お蚕フレンズプロジェクト」非公開グループにて、マイお蚕自慢、生育状況の確認、「ここに桑生えてるよ!」などの情報交換。パート1、パート2では、参加者のみなさまの意見交換が活発に行われました。
はたけんぼ、やぼろじ、つちのこやに生えている桑をお分けします。週1回程度の「桑の葉デー」にご参加ください。
蚕飼育のクライマックス、蚕が蛹になるための繭を作る営繭。蚕が営繭するための「まぶし」を自作、写真を投稿して自慢しましょう。もちろん任意参加です。
シルク、蚕の専門家による講義や、クラフトを予定。詳細は決まり次第、公開します。
<過去に行われたイベント>
【お蚕お姉さんのオンラインお蚕トーク】5/31
東京農工大・大学院で蚕の研究をされた「お蚕お姉さん」による子どもから大人まで楽しめるお蚕勉強会。感染状況に配慮して、オンラインで行いました。
イベントページ→ https://www.facebook.com/events/601746040750673/
【料金】3,000円/蚕種20粒
【お申し込み】下記お申し込みフォームよりお申し込みください。
お申し込みフォーム→ https://forms.gle/UmR46W4DzaGHudat5
【受取方法】郵送もしくは、つちのこや・はたけんぼでの直接お渡し
【配布時期】8月下旬〜9月を予定
【お支払方法】直接受渡し/現金
郵送/クレジットカード VISA・Master card(お申し込みいただいた方に、お支払いフォームのリンクをお送りします。)上記クレジットカードがご利用いただけない場合は、お申し込み時備考欄にご記入ください。
【飼育箱】
蚕は桑があれば逃げません。蓋のない普通の箱(お菓子の箱、タッパーなど)で飼育できます。
【桑の葉もしくは人工飼料】
桑は各地で盛んに栽培されていたので、道端や公園に生えていることが多いので、お散歩しながら探してみると楽しいです。ただし、桑に農薬が使われていると蚕が死んでしまうので注意が必要。
つちのこや、はたけんぼ、みんな畑に生えている桑もお分けできるので、お近くの方は「桑の葉デー(週1回程度を予定)」に収穫に来てください。冷蔵庫で1週間程度保存できます。
人工飼料が必要な方はこちらのサイトで購入できるようです。事前にご確認ください。
https://www.sato-yama.jp/kaiko-s-feed.html
【まぶし】
蚕が繭を作るときに必要な個室のようなもの。厚紙、紙コップなどでも。オリジナリティ溢れる「まぶし」で「お蚕マンションコンペティション」にご参加ください!